fc2ブログ

桃山台校区の37年続く「とんど」

1月7日の日曜日、
西原公園グラウンドで37回目のとんど焼きが行われました。

「とんど焼き」とは小正月(こしょうがつ=1月15日)の行事で、しめ縄・書き初めなどを家々から持ち寄り、一箇所に積み上げて燃やすという、日本全国に伝わるお正月の火祭り行事です。

IMG_1624コピー2

広いグラウンドが校区内にある桃山台校区の地域特性を生かした行事ですが、37年もの長きにわたり受け継がれていることに地域力を感じます。
10メートルはあろうかという竹を組み、パチパチと竹がはじける音とともに夜空に舞い上がる炎は圧巻です。

朝から餅つきを行い、午後5時からの餅まきには一つでも多く受け取ろうと、子どもだけでなく大人も歓声を上げる姿は微笑ましくもあります。
当日は風もなく穏やかな天気でしたが、日が落ちるとぐっと冷え込んできます。
そんな時に提供される(有料)うどんと手作りぜんざいは身も心も温かくしてくれます。

IMG_16221.jpg


この行事を行うためには様々な準備が必要です。
長い竹を切り出す竹藪探し。
一緒に燃やす枯れ枝集めの目的も含めた前日の西原公園の清掃。
手作りぜんざいの小豆の煮込み、餅つきやうどんの準備。
消防署や警察署への事前届け出など。
また終了後も完全消火、燃えかすなどの撤去などがあります。

どのような行事であっても、
行事を陰で支える地域の多くの方の協力が必要です。
そして、当日の多くの参加者あってその苦労も報われるように思います。
グラウンドが外からは見えにくい場所にあることも知られていない理由のひとつのようです。

「百聞は一見にしかず」

来年はあなたも是非ご自分の目で、
この「とんど」のすごさと楽しさを実感してください。

                                       南区事務所 小尾




コメント

非公開コメント