堺市社協・南区事務所
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ハンセン病問題を考える

〇ハンセン病問題で、偏見・差別を考える
 ・・・南区気づきのボランティア市民講座で・・・




8月29日木曜日午後、南区役所会議室で、南区第1回気づきの
ボランティア市民講座が開かれ、「ハンセン病問題を通して、偏見・
差別を考える」をテーマとした勉強会が行われました。


同講座は堺市社会福祉協議会南区事務所と南区さかいボランティア
連絡会の共同で開かれたもの。


今回は同連絡会役員の方の提案で、ハンセン病問題をテーマとすることに
なり、ハンセン病問題を考えるネットワーク泉北の三宅美千子さんと
ハンセン病回復者の宮良正吉(みやら せいきち)をお招きし、隔離政策
を特徴とする同問題の歴史と偏見・差別の中を生きてきた体験談をお聞き
しました。


20130829きつきのボランティア 2013-08-29 007
堺との関係をお話される三宅さん。



岡山の長島愛生園は有名ですが、大阪府にも明治、大正から昭和の初期、
大阪市西淀川にも療養所があったようです。この療養所の規模拡大の目的で
昭和初期、今の和泉市、堺赤坂台付近に療養所の移転建設計画があったことを
教えられました。


当時、反対運動が展開されて同計画は中止、またその折りに襲った室戸台風に
よって西淀川の療養所は全壊状態となり、多くの被害者を出したというショッ
キングな話を聞きました。


また、回復者の宮良さんの体験談では石垣島に生まれた同氏が発症後、国立療養所
に隔離されたこと、そしてプロミンという治療薬の開発によって画期的な治療が
すすんだこと。それから長島愛生園での高校生活を終えて大阪において、社会復帰
をはたしたこと。


1番衝撃的であったのは、連れ合いの方、子どもさんに元ハンセン病の患者であった
ことを告白したときの想い。


20130829きつきのボランティア 2013-08-29 013
宮良さん。温和な話口調が印象的でした。



ハンセン病はそれほど感染力のつよくない細菌であったにもかかわらず、国の隔離
政策によって、遺伝説も含めて恐ろしい病気として世間に広まり、結婚差別、堕胎
など悲劇的な社会問題を引き起こしていったようです。


これは障害者問題など偏見・差別の問題のほとんどそうであるように、社会的に
つくられた福祉問題として人の心に根付いていったということを教えられました。


ハンセン病問題は法的解決がなされてまだ、十数年しかたっていません。
改めて社会制度の怖さと、私たちの無知、無理解が多くの人を不幸に陥れることを
学んだ一日でした。

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